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[ ミニミニ管理者の独り言 > サーバールーム構築 > サーバールームの構築について パート3 ]
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サーバールームの構築について パート3
2)将来的な予測を含めたサーバー(ラック)の台数の算出
まず初めに導入(予定、将来予測を含む)するシステム構成に合わせたサーバの台数及びネットワーク機器の台数を算出します。この作業はアプリケーションベンダーからのシステム要求を確認して必要スペックを割り出し、性能を決めていくと台数を算出できます。
〜しかし、ここであまりアプリケーションベンダーの要求やハードウェアベンダーの要求を聞きすぎると過大なシステム構成を提案されかねませんので自分で判断する必要があります。また、アプリケーションベンダーとハードウェアベンダーが通じていることもあります。この場合は特定のハードウェアベンダーの提供するサービスを利用しないと出来ない構成を提案してくることが考えられます。この様な状況を避けるには複数業者から「相見積」をとることで解消できることもありますが、最終的にはシステム管理者の折衝能力に依存すると思います。〜
次に、必要となる電気容量を計算して、UPSの台数を算出します。
もちろん、UPSの台数(容量)は先ほど算出したサーバーやネットワーク機器を充分に許容できる台数(容量)を決めます。
その後、それらの全てが収まるサーバーラックの大きさと台数を算出しますが、この段階でラック搭載図を作成しておくとイメージがしやすくモレが無くなります。
(ExcelやVisioなどのツールで作図可能)
また、ラック搭載図を作図する際には、少しゆとりを持つことが必要で適度にブランクを入れて計算すると良いです。
これは、熱効率の観点からサーバ、ネットワーク機器、UPSの間は1Uあけるくらいのゆとりが必要である事と、万一の際(想定外の増設)に対応が可能な事も挙げられます。
なお、サーバーラックの台数は、サーバールームの広さに直接影響するため、台数を少し多く見積する事も大変重要です。
(当然の事ながら、一度設計したサーバールームを後から広くする事は非常に困難。)
◆サーバールームの構築 バックナンバー◆
もっと詳しく...
サーバールームの構築について パート1
・サーバールームの構築の全体像について触れています。
サーバールームの構築について パート2
・サーバールームの必要性の検討について触れいています。
サーバールームの構築について パート3
・将来的な予測を含めたサーバー(ラック)の台数の算出について触れています。
サーバールームの構築について パート4
・サーバールームに必要な設備の検討と題して、電気設備の容量について触れています。
サーバールームの構築について パート5
・サーバールームに必要な設備の検討と題して、熱量計算、温度監理に触れています。
サーバールームの構築について パート6
・サーバールームに必要な設備の検討と題して、防塵対策、湿度対策、耐震設備について触れています。
サーバールームの構築について パート7
・サーバールームに必要な設備の検討と題して、消化設備、LAN配線設備について触れています。
サーバールームの構築について パート8
・サーバールームに必要な設備の検討と題して、サーバールームに求めるセキュリティレベルについて触れています。
サーバールームの構築について パート9
・サーバールームに必要な設備の検討と題して、サーバールームの広さの算出について触れています。
サーバールームの構築について パート10
・サーバールームに必要な設備の検討と題して、サーバールームのレイアウトを作成について触れています。
◆番外編◆
サーバーラックの冷却
・サーバーラック用冷却設備で、APC「InfraStruXure InRow RC」というものを紹介。
サーバールームの室温
・サーバールームの室温についての経験談に触れています。
サーバーラッキング
・サーバーのラッキングをベンダーに依頼した際の「職人技」を写真付で紹介しています。
最新記事へ サーバールームの構築のメニューへ
まず初めに導入(予定、将来予測を含む)するシステム構成に合わせたサーバの台数及びネットワーク機器の台数を算出します。この作業はアプリケーションベンダーからのシステム要求を確認して必要スペックを割り出し、性能を決めていくと台数を算出できます。
〜しかし、ここであまりアプリケーションベンダーの要求やハードウェアベンダーの要求を聞きすぎると過大なシステム構成を提案されかねませんので自分で判断する必要があります。また、アプリケーションベンダーとハードウェアベンダーが通じていることもあります。この場合は特定のハードウェアベンダーの提供するサービスを利用しないと出来ない構成を提案してくることが考えられます。この様な状況を避けるには複数業者から「相見積」をとることで解消できることもありますが、最終的にはシステム管理者の折衝能力に依存すると思います。〜
次に、必要となる電気容量を計算して、UPSの台数を算出します。
もちろん、UPSの台数(容量)は先ほど算出したサーバーやネットワーク機器を充分に許容できる台数(容量)を決めます。
その後、それらの全てが収まるサーバーラックの大きさと台数を算出しますが、この段階でラック搭載図を作成しておくとイメージがしやすくモレが無くなります。
(ExcelやVisioなどのツールで作図可能)
また、ラック搭載図を作図する際には、少しゆとりを持つことが必要で適度にブランクを入れて計算すると良いです。
これは、熱効率の観点からサーバ、ネットワーク機器、UPSの間は1Uあけるくらいのゆとりが必要である事と、万一の際(想定外の増設)に対応が可能な事も挙げられます。
なお、サーバーラックの台数は、サーバールームの広さに直接影響するため、台数を少し多く見積する事も大変重要です。
(当然の事ながら、一度設計したサーバールームを後から広くする事は非常に困難。)
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・サーバールームの構築の全体像について触れています。
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・サーバールームの必要性の検討について触れいています。
サーバールームの構築について パート3
・将来的な予測を含めたサーバー(ラック)の台数の算出について触れています。
サーバールームの構築について パート4
・サーバールームに必要な設備の検討と題して、電気設備の容量について触れています。
サーバールームの構築について パート5
・サーバールームに必要な設備の検討と題して、熱量計算、温度監理に触れています。
サーバールームの構築について パート6
・サーバールームに必要な設備の検討と題して、防塵対策、湿度対策、耐震設備について触れています。
サーバールームの構築について パート7
・サーバールームに必要な設備の検討と題して、消化設備、LAN配線設備について触れています。
サーバールームの構築について パート8
・サーバールームに必要な設備の検討と題して、サーバールームに求めるセキュリティレベルについて触れています。
サーバールームの構築について パート9
・サーバールームに必要な設備の検討と題して、サーバールームの広さの算出について触れています。
サーバールームの構築について パート10
・サーバールームに必要な設備の検討と題して、サーバールームのレイアウトを作成について触れています。
◆番外編◆
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・サーバーラック用冷却設備で、APC「InfraStruXure InRow RC」というものを紹介。
サーバールームの室温
・サーバールームの室温についての経験談に触れています。
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・サーバーのラッキングをベンダーに依頼した際の「職人技」を写真付で紹介しています。
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