crsctlコマンドでクラスタの状態確認と起動停止−oracle10g(RAC構成) | ミニミニ管理者(システム管理者/社内SE/CIO)の独り言

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crsctlコマンドでクラスタの状態確認と起動停止−oracle10g(RAC構成)

JUGEMテーマ:コンピュータ




今回はOracle10g(10.2.0.2)のcrsctlコマンドについて紹介します。
このコマンドはOracleのRACコンポーネントの管理でも紹介しましたが、CRSスタック(CSS、CRS、EVMなどのCRSサービスがメモリ空間にまとまっている)を操作するためのコマンドで、Oracle Clusterwareの起動や停止、状態の確認するのに使用します。

■crsctlコマンド一覧
コマンド 説明
crsctl check crs CRSスタックの起死状態をチェックします。
crsctl check cssd CSSの起死状態をチェックします。
crsctl check crsd CRSの起死状態をチェックします。
crsctl check evmd EVMの起死状態をチェックします。
crsctl set css <parameter> <value> パラメータ無効化をセットします。
crsctl get css <parameter> CSSパラメータの値を得ます。
crsctl unset css <parameter> CSSパラメータをデフォルトに設定します。
crsctl query css votedisk CSSにより用いられる投票ディスクをリストします。
crsctl add css votedisk <path> 新しい投票ディスクを加えます。
crsctl delete css votedisk <path> 投票ディスクを取り外します。
crsctl enable crs すべてのCRSデーモンのためにスタートアップを可能にします。
crsctl disable crs すべてのCRSデーモンのためにスタートアップを働かなくします。
crsctl start crs すべてのCRSデーモンを始めます。
crsctl stop crs すべてのCRSデーモンを止めます。クラスターの場合にはCRSリソースを停止します。
crsctl start resources CRSリソースを開始します。
crsctl stop resources CRSリソースを停止します。
crsctl debug statedump evm ダンプは、evmオブジェクトのために情報を述べます。
crsctl debug statedump crs ダンプは、crsオブジェクトのために情報を述べます。
crsctl debug statedump css ダンプは、cssオブジェクトのために情報を述べます。
crsctl debug log css [module:level]{,module:level} ... CSSのためのデバッギングに関するターン。
crsctl debug trace css CSS記憶の追跡キャッシュをダンプします。
crsctl debug log crs [module:level]{,module:level} … CRSのためのデバッギングに関するターン。
crsctl debug trace crs CRS記憶の追跡キャッシュをダンプします。
crsctl debug log evm [module:level]{,module:level} … EVMのためのデバッギングに関するターン。
crsctl debug trace evm EVM記憶の追跡キャッシュをダンプします。
crsctl debug log res <resname:level>  資源のためのデバッギングに関するターン。
crsctl query crs softwareversion [<nodename>] インストールされるCRSソフトウェアのバージョンをリストします。
crsctl query crs activeversion バージョンを操作しているCRSソフトウェアをリストします。
crsctl lsmodules css デバッギングのために使われることができるCSSモジュールをリストします。
crsctl lsmodules crs デバッギングのために使われることができるCRSモジュールをリストします。
crsctl lsmodules evm デバッギングのために使われることができるEVMモジュールをリストします。

このうち、良く利用するコマンドは「crsctl check crs」「crsctl start crs」「crsctl stop crs」あたりでしょうか。

また、CRSスタック上で稼動するCRSリソース(VIP、ASM、Net Listner、Instanceなど)を操作するsrvctlコマンドは、CRSデーモンが稼動していないと操作できませんので、「crsctl check crs」コマンドで状態を確認することがあります。

CRSスタックが稼動していない状態で「crs_stat -t」コマンドを実行すると。
dos>crs_stat -t
CRS-0184: CRSデーモンと通信できません。

となり、CRSデーモンと通信できないとエラーになります。これはCRSスタックが稼動していないことが原因で、この状態で「crsctl check crs」コマンドでCRSスタックのヘルスチェックをすると。

dos>crsctl check crs
      Failure 1 contacting CSS daemon
      Cannot communicate with CRS
      Cannot communicate with EVM

となり、CRSスタックが稼動していないことを確認できます。ここでCRSスタックを稼動する為に「crsctl start crs」コマンドを実行すると。

dos>crsctl start crs
      Attempting to start CRS stack
      The CRS stack will be started shortly

となり、CRSスタックが稼動します。その後、「crsctl check crs」を実行するとヘルスチェックがOKとなり、稼動していることが確認できます。

dos>crsctl check crs
      CSS appears healthy
      CRS appears healthy
      EVM appears healthy

因みにCRSスタックの稼動に失敗すると下記のようなエラーが表示されます。この場合は起動しない原因を追究して起動させることになります。ミニミニ管理者は、下記のエラーが出た場合は「Windowsサービスから起動する」方法を試みるようにしています。

dos>crsctl start crs
      Attempting to start CRS stack
       Failed to startup service OracleCSService, err(1056)
       Failed to startup service OracleEVMService, err(1056)
       Failed to startup service OracleCRService, err(1056)

Windowsサービス」よりコマンドプロンプトの方が適切に起動できるように思っていたのですが、試してみると案外起動できることが多いですね。
でも不思議なことに初めから「Windowsサービス」を頼って起動するとサービスの起動画面で「起動中」とかになるんですよね。これぞWindowsの摩訶不思議でしょうか。
※Oracle10g(10.2.0.2)は既知の起動障害があるので、もしかしたらリビジョンを10.2.0.4にすれば問題はないのかも。。。知れません。


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