OutlookExpressで受信トレイから電子メールメッセージが消えた(消失・削除) | ミニミニ管理者(システム管理者/社内SE/CIO)の独り言

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OutlookExpressで受信トレイから電子メールメッセージが消えた(消失・削除)

JUGEMテーマ:コンピュータ


先日、ある部門から「OutlookExpressで受信したメールのフォルダがなくなった」といった問い合わせがあった。実際に現地にて確認すると確かにOutlookExpress上に該当のフォルダがない。
そこで利用者に下記のことを確認した。

1.いつまでそのフォルダは存在していたか?
→昨日まであった。
2.最近変わった症状はなかったか?
→昨日、メールの最適化が自動的に実行されていた。
3.フォルダがなくなった頃に何か特別な処理をしたか?
→最近、パソコンの動きが遅くなったのでデフラグを実施した。

とのことだったので、利用者への問診が終わると次はパソコンを診断するため、下記の確認を行った。

1.OutlookExpressを再起動。
2.dbxファイルの保存先を確認して該当するdbxファイルが存在しないかを確認。
※「ツール」−「オプション」で「オプション」画面を開き、「メンテナンス」タブ−「保存フォルダ...」ボタンを押下すると確認できる。
3.dbxファイルが他のディレクトリ(フォルダ)に移動していないかを確認。
4.ゴミ箱を開き、「dbx」「bak」のファイルを探す。
※「bak」ファイルはOutlookExpress最適化時にバックアップとしてゴミ箱に「bak」ファイルを作成する仕様になっているため。

しかし、上記の処理では解決しなかったため、一旦、パソコンを引き上げして自席にて調査を継続することとした。自席に戻り、障害パソコンのハードディスク(HDD)を取り外しして自分のPCのセカンダリHDDとして取り付けして再度、「dbx」「bak」ファイルを検索してみたが、見つからなかった。

次に下記のソフトを利用して復旧を試みたが痕跡すら見当たらなかった。
・Recuva(フリーソフト)
・Pandra Recovery(フリーソフト)
・Glary Undelete(フリーソフト)

ここまでして見当たらないので最終手段として「ファイナルデータ9.0+特別復元版 」を利用することとした。このソフトは、これまでにも何度かお世話になり数々の復旧劇を披露してくれた有能なソフトだ。

しかし、結果としてはだめだった。「dbx」ファイルは検索結果に表示されたが復旧させてみると該当ファイルではなかった。

復旧できない原因が分からず、復旧方法を求めてググってみたら次のことが分かった。

■OutlookExpressでの最適化時にdbxファイルが損傷・削除すること。
■ファイルの損傷・消失はウィルス対策ソフトとあたることが原因であること。
■回避策としてはデータファイルをバックアップすること。
以下は、マイクロソフトのサイトより抜粋
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Outlook Express 5 以上、または Outlook Express 6 以上のバージョンを使用している場合、既に受信済みの電子メール メッセージが受信トレイから消失してしまう現象が発生することがあります。この現象は、ウイルス対策ソフトウェアがインストールされている環境で発生する可能性があります。

回避策としてはデータファイルのバックアップをこまめに行います。

Outlook Express は受信メール サーバーから電子メール メッセージをダウンロードすると、電子メール データを .dbx というデータベース ファイルに保存し、さらに最適化により圧縮します。ご使用のシステムにウイルス対策ソフトウェアがインストールされている環境では、ウイルス対策ソフトウェアが受信メッセージに対してウイルスのスキャンを実行するためにデータベース (.dbx) ファイルを一時的に保持しますが、ウイルス対策ソフトウェアがデータベース (.dbx) ファイルを解放するよりも前に Outlook Express がデータベース (.dbx) ファイルを圧縮してしまうため、本現象が発生します。本現象が発生した場合は、受信トレイから電子メールメッセージが消失してしまう可能性があり、消失した電子メール メッセージを復元することはできません。
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■dbxファイル削除後にデフラグをしてはいけないこと。
業界でも定評のある復旧ソフト「ファイナルデータ9.0+特別復元版 」を使用しても復旧できなかったのは、恐らく「デフラグを実行」したことが原因ではなかろうか?根拠としては、デフラグにより「dbxファイルを削除する前に配置してあった場所に新たなファイルが再配置された」からではないだろうか?あるサイトには「ファイナルデータ9.0+特別復元版 」を使用した際の復元率を紹介していたが、ここに「削除後に、デフラグを実行すると復元率は0%」とあった。

状態 復元率 詳細
削除してしまった 95% ファイル名が見えれば復元できる可能性あり。
HDにFDISKを実行した 95% FDISKしただけであれば、パーティション情報が失われただけなのでデータはそのまま残っている可能性はある。
コピーの最中に障害が発生し、コピー元のデータが見えなくなってしまった 80% ファイルの管理情報が傷ついていると考えられる。データは残っている可能性あり。
FDにクイックフォーマットを実行した 70% ファイルの管理情報は全て失われているため、直に置かれていたファイルを復元することは難しいが、復元できるものもある。フォルダを作って、その下に置かれていたファイルはフラグメント化していなければ復元できる可能性あり。
HDやMOを通常フォーマットした 70% ファイルの管理情報は初期化されて全て失われているが、データ本体は残っている可能性がある。クイックフォーマットをした場合も同様。
削除後も、ハードディスクに書き込みを行っていた 同一セクタ(領域)にデータが上書きされていなければ復元できる可能性あり。
削除後に、デフラグを実行した 0% デフラグによって、削除データが整理されて上書きされてしまうために、取り戻す方法はない。
FDに通常フォーマットを実行した 0% FDでは、通常フォーマットによってディスク全てが初期化されるのでデータを取り戻す方法はない。

今回は、復元できなかった報告となり、残念な結果だったが改めてメールファイルのバックアップの重要性と削除後にデフラグを実施してはいけないことが判明したので、そういった意味での収穫はあった。。。


 



OutlookExpressでのメール運用・保守・管理 バックナンバー◆
 1)メールアドレスの登録基準(RFC準拠)
 2)OutlookExpressの電子メールデータをバックアップする。
 3)メールが送信できない。
  ・メール送信でエラーメッセージ「554 Error:no valid recipients」
 4)OutlookExpressトラブル対応
  ・エラーメッセージ−「空きディスク領域を増やすために、Outlook Express はメッセージを最適化することができます。」
  ・OutlookExpressで受信トレイから電子メールメッセージが消えた(消失・削除)
  ・Folders.dbx ファイルがないか壊れていて "ページ違反" エラーが表示される場合
  ・dbxファイルが損傷(破壊・壊れた)してメールが見えなくなる





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