iPhone5/iPad4/iPad mini | 無線プリンタ | ネットワーク | データセンター用語 | Netscreen/Juniper |
dbxファイルが損傷(破壊・壊れた)してメールが見えなくなる
OutlookExpressでよくあるのが最適化のタイミングでdbxファイルが損傷(破壊・壊れた)してメールが見えなくなることです。これまでも最適化に関する障害として「OutlookExpressで受信トレイから電子メールメッセージが消えた(消失・削除)」や「Folders.dbx ファイルがないか壊れていて "ページ違反" エラーが表示される」など紹介しましたが、今回は第三弾です。(笑えない...)
今回は、壊れたdbxファイルからメール単位で切り出し(セパレート)してemlファイルにするソフト「DbxRescue」の紹介です。
■注意事項
この作業の前に「フォルダの最適化」 を行うと救出できません。
壊れている DBXファイルに対して最適化を行うと、「OutlookExpress上では見えないが、dbxファイル中には存在するメールデータ」 がすべて削除されます。そうなると、DbxRescue では対処できません。
■画面項目
1)入力ファイル欄
入力ファイル:対象となるDBXファイルをフルパスで指定する。直接入力も可能。
参照ボタン:「ファイルを開く」ダイアログを使ってファイルを指定する。
※エクスプローラなどからファイルをドラグ&ドロップも可能。
2)出力フォルダ欄
出力フォルダ: 救出したemlファイルの出力先フォルダをフルパスで指定する。
参照ボタン:「フォルダの参照」ダイアログを使って指定する。
※入力ファイルのファイル名に従って、自動的にフォルダ候補が表示される。
※空欄の場合は、「入力ファイル」と同じ階層に新フォルダを自動的に作成する。
3)ゴミフォルダ欄
ゴミフォルダ: ゴミデータと思われるファイルを出力するフォルダ名。
※デフォルトでは「trash」。
4)解析モード欄(ファイル解析のレベル)
簡易モード: 速度=普通。4バイトずつ解析。軽度の破損ならこれでOK。
詳細モード: 速度=遅い。1バイトずつ解析するので覚悟が必要。
5)バッファ欄
バッファ: メモリバッファサイズ。大きくすると処理速度が向上する。
※上げ過ぎるとスワップが発生しやすくなり、逆効果。
6)状況欄
処理状況の表示。
開始: 処理開始。
中止: 処理中止。
終了: プログラムの終了。(強制終了)
■使用方法
1)救出したdbxファイルを入力ファイルで指定します。
2)救出したメールを保存するフォルダを作成します。(任意)
3)救出したメールを保存する出力フォルダを指定します。
4)解析モードを指定します。詳細モードは時間がかかるので初めは「簡易モード」から試すと良いでしょう。
5)バッファサイズは適宜変更して調整しながら設定する。
6)開始ボタンを押下して実行する。
7)OutlookExpressを起動します。
8)救出した「emlファイル」をOutlookExpressにドラッグ&ドロップします。
9)必要に応じてフォルダ分けします。
■ダウンロードサイト(DbxRescue)
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/3664/
最新記事へ トップページ
◆OutlookExpressでのメール運用・保守・管理 バックナンバー◆
1)メールアドレスの登録基準(RFC準拠)
2)OutlookExpressの電子メールデータをバックアップする。
3)メールが送信できない。
・メール送信でエラーメッセージ「554 Error:no valid recipients」
4)OutlookExpressトラブル対応
・エラーメッセージ−「空きディスク領域を増やすために、Outlook Express はメッセージを最適化することができます。」
・OutlookExpressで受信トレイから電子メールメッセージが消えた(消失・削除)
・Folders.dbx ファイルがないか壊れていて "ページ違反" エラーが表示される場合
・dbxファイルが損傷(破壊・壊れた)してメールが見えなくなる
スポンサードリンク
■Blog Ranking■
1.

2. (ブログランキング ドット ネット)
3.

4.BS blog Ranking
ブログランキングに挑戦中です。あなたもブログランキングに挑戦してみよう!
※サーバー構築・運用ブログなんかもありますのでシステム管理者の方にもお奨めのサイトがあり!

