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SMTP応答コード一覧

JUGEMテーマ:コンピュータ


今回は、SMTPサーバにおける応答コードを一覧形式で説明します。
応答コードはSMTPコマンドを発行した際の応答を指したもので、最初の3桁の数字を応答コードと呼び、この使い方はRFC 2821などで厳密に決まっています。

■最初の一桁
1 コマンドの確認待ち(SMTPでは普通使われない) 
2 コマンドの成功 
3 コマンドは受け付けられ、続きのデータが要求されている 
4 一時的なエラー 
5 恒久的なエラー 

■二桁目
0 構文に関するもの 
1 情報 
2 転送チャンネル関連 
3 未定 
4 未定 
5 別システムに関する状態、情報、エラーなど 

下記には、三桁を組み合わせた代表的なSMTP応答コードを表記して説明します。

分類 コード 応答 説明
正常な応答コード 200   RFC標準以外の成功応答(RSETやNOOPに対する正常終了の応答コードとして、初期に見られた(RFC 876))。
211 System status, or system help reply システムの状態、またはシステムヘルプの応答。
214 Help message そのサーバで使えるコマンドに関するヘルプが返されるときに使われる。
220 Service ready TCP/IP的にSMTPコネクションが確立したときに使われる。 220 とドメイン名をともなう。
221 Service closing transmission channel メール送信終了等で、SMTPの転送チャネルの接続を閉じるとき(QUITに対する応答コード)に使用。221とドメイン名をともなう。 
250 Requested mail action okay, completed ほとんどのSMTPコマンドに対する成功の応答コードで、要求された処理は実行可能か完了。
251 User not local; will forward to 受信者が存在しないため、ユーザ宛のメールが転送(forward-pathに転送)されるときに使用。
応答コード「250」で受信したときは、クライアントに転送先を通知せずに転送する。
応答コード「 251」で受信したときは、転送先アドレスをクライアントに通知して転送する。
「Remote Queue Processiong Declaration」拡張サービスの文脈ではそのノード宛メールが現在サーバにないことを示す。
252 VRFYで確認しようとしたユーザが、このサーバ上にアカウントがないので、VRFYコマンドが利用不可となり、このサーバでは確認できないが、そのユーザ宛のメールは(とりあえず)転送する。
「Remote Queue Processing Declaration」 拡張サービスの文脈では「253」とおなじ(ただし、サーバが所持しているそのノード宛のメッセージ数の情報は含まない)。
253 OK, ノードxにn個あるメッセージが残っているので開始する
「Remote Queue Processiong Declaration」拡張サービスにおける成功コードで、サーバがそのノード宛のメッセージを所持している時の応答コード。メッセージがない場合は251を用いる。
334 ダイジェスト待ち。Authenticationにおいて、サーバのチャレンジに対するレスポンスを待つ。
354 Start mail input; end with . メールの入力開始。DATAに対する応答で、入力終了を表す「.」(ドットのみの行を送信)が来るまでのすべてのデータを(コマンドではなく)メッセージとして扱う。
一般的なエラー(再実行で復旧する可能性あり) 421 Service not available,closing transmission channel (メールセッション中にサーバのDaemonがShutdownされたときなど)サービスが利用可能でないので転送チャンネルを閉じる。
432 (Authenticationで、選択された認証メカニズムを変更するなど)パスワードの変更が必要である。 
450 Requested mail action not taken: mailbox unavailable (メールボックスがビシー状態などで)メールボックスが利用できないため、要求されたメールアクションは実行不能。
他に該当しない一時的なエラーはこの応答コードを用いる。
451 Requested action aborted: local error in processing データを処理中にエラーが発生。要求されたアクションは中止された。主としてサーバ側に原因があることが多い。
452 Requested action not taken: insufficient system storage 記憶装置の空き領域が不十分なため、要求された処理は実行不能。
453 ODMRで、サーバ(プロバイダ)がそのサイト宛 のメールを所持していないことを示す。
454 Authenticationで、一時的なサーバの失敗によって認証が失敗したことを示す。
STARTTLSでは、一時的にTLSが利用できないことを示す。
458 「Remote Queue Processing Declaration」拡張サービスにおいて、何らかの理由でノード宛のメッセージをキューができない時に返される応答エラー。 
459 「Remote Queue Processing Declaration」拡張サービスにおいて、何らかの理由でそのノード(クライアント)にサービスが許可(提供)されないことを示す。
恒久的なエラー(問題を解消する必要がある) 500 Syntax error, command unrecognized 一般的な構文エラーで、文法に間違いがありコマンドが解釈できない。コマンド名が違うときや入力行が長すぎるときにも使用。
501 Syntax error in parameters or arguments パラメータや引数の構文エラーで使用。内容に問題があるときには 504などが使われる。
502 Command not implemented コマンドそのものは知っているが、それを実装していない(あるいは、それを使えなくしている)ときに利用される。
503 Bad sequence of commands (RCPTコマンドより前にDATAコマンドが使われたなどの)コマンドの発行順序が間違っているときに利用される。
504 Command parameter not implemented コマンドそのものは実装されているが、パラメータやオプション等が実装されていない時の応答エラー。
521 RFC 1846に規定された応答コードで、常にもしくは特定を問わずメールを受けとらないことを示す。 
RFC 2821では、常にメールを受けとらないホストは「554」応答コードを、ポリシー上の理由で特定のメールを受けとらないホストは「550」応答コードを使用するよう指示されているので、このコードの使用は減少傾向にある。 
530 Authenticationを利用しているとき、この応答はAUTH, EHLO, HELO, NOOP, RSET, QUIT以外のいかなるコマンドに対しても返され、サーバポリシーにより、要求されたアクションをするためには認証が必要であることを示す。 
534 Authentication で、選択された認証メカニズムがサーバのポリシーが許すよりも弱いことを示す。
535 Authentication で、認証関連のエラーのうち、特に定義されていないものを示す。
538 Authentication で、選択された認証メカニズムはSMTPコネクションが暗号化されている時のみ利用できることを示す。
550 Requested action not taken: mailbox unavailable メールボックスが見つからないのでアクセスできない場合やポリシー上の理由(リレー拒否も含む)でコマンドが拒否された等。 
551 User not local; please try 受信者が存在しないため、ユーザ宛のメールを転送(forward-pathに転送)するように指示。
転送先に関する情報で、このサーバでは情報が得られないことと、転送先に関する情報を示す。(251と同様)
552 Requested mail action aborted: exceeded storage allocation (メッセージが長すぎるなど)ストレージの割りあてが上回るなどの理由で、要求されたメールアクションは中止された。 
553 Requested action not taken: mailbox name not allowed メールボックスの名前などの構文が不適切なため、要求されたアクションは実行不能。
554 Transaction failed 何らかの理由でトランザクションに問題が生じて失敗したことを示す。
コネクション開始時の応答の場合には、ここにSMTPサービスが存在しないことを示す。
555   MAIL/RCPTコマンドに対するパラメータエラー(RFC 1869)。
RFC 2821 では 504 を使うよう指示されている。


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