メール送信(トラブル)できない時の一次切り分け | ミニミニ管理者(システム管理者/社内SE/CIO)の独り言

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メール送信(トラブル)できない時の一次切り分け

JUGEMテーマ:コンピュータ

メール送信時にエラーになることって良くありますよね。こんなとき大事になるのが「障害の一次切り分け」です。この初動が的確であればユーザからの信頼が高まりや業務への影響が最小限に抑えることが出来ます。
そんなことで、今回はOutlookExpressを利用してメール送信している際のエラー対応について紹介します。

まず、何といっても多いのが、「メールアドレスの登録ミス or 打ち間違え」ですよね。
確認のポイントとしては下記です。

1)タイプミスはないか?
似た発音/文字でスペルミスは良くあります。タイプミスは名刺などを良く見直すか、先方に確認しないと分からないですよね。

・似た発音の例
 誤:sya ・ ra
 正:sha ・ la
・似た文字の例
 誤:- (アンダースコア・バー)
 正:- (ハイフン)

2)メールのアカウントは正しいか?
メールのアカウントとはメールアドレスの「@」より左側。
即ちメールアドレス「*****@example.co.jp」の「*****」です。
これもタイプミス同様の打ち間違えや確認ミスなどですね。
ただ、この場合で厄介なのが「メールは送信できてしまう」ことです。
これはドメインがあっているので先方のメールサーバまで届き、そこで「Userが登録されていない」としてはじめてエラーになります。

3)メールのドメインは正しいか?
メールのドメインとはメールアドレスの「@」より右側です。
即ちメールアドレス「*****@example.co.jp」の「example.co.jp」です。
これもタイプミス同様の打ち間違えや確認ミスなどですね。
この場合は「ネームサーバ」に問い合わせすれば、「ドメインの存在を確認する」ことはできます。
方法は簡単で、コマンドプロンプトを開いて「nslookup」コマンドを実行します。
 dos>nslookup
 dos>> example.co.jp
・存在しない場合
  Server:  UnKnown
  Address:  192.168.1.2

  *** UnKnown can't find example.co.jp: Non-existent domain

・存在する場合
  Server:  UnKnown
  Address:  192.168.1.2

  Non-authoritative answer:
  Name:    example.co.jp
  Addresses:  203.216.xxx.xxx

また、簡易的な方法としてはブラウザのアドレス欄に打ち込んでWebサーバにアクセスしてみることです。これは確実な方法ではないのであくまでも簡便的な確認としてください。
アドレス:http://www.example.co.jp

※ドメインを取得してメールを利用しているなら「当然ホームページも開設しており、恐らくホスト名はwwwであろう」という仮説の元に実行します。

存在していない場合は、名刺(メモ)を再確認するか、先方に問い合わせして確認します。

4)禁則文字は使用していないか?
例としては「,(カンマ)」などの使用できない文字をアドレスとして使ってしまった。
よくやるのが「.(ドット)」と間違えて「,(カンマ)」にしてしまうことです。

  例:「m,takihara@dkkaroke.co.jp」

メールアドレスを登録するときには、禁則文字がない確認しましょう。
特に「.(ドット)」は間違えやすいので要注意です。

禁則文字の例
( ) < > [ ] : ; @ ¥ ,

5)メールアドレスが登録基準を満たしているか?
メールアドレスの登録基準ってご存知ですか?これはRFCで厳格に規定されており、これをまもらないと正しくメール送信できない場合があります。
主な例としては「..(ダブルドット)」などでしょうか?

メールアドレスの登録基準はこちらに詳しく紹介していますのでご確認ください。

6)エラーメールのSMTP応答コードで何のエラーかを確認する
プロバイダから届く、メールサーバが送信するエラーメール(MAILER-DAEMON)があります。
■エラーメール(参考)
/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-
This is the Postfix program at host defer-pm12.ocn.ad.jp.

I'm sorry to have to inform you that the message returned
below could not be delivered to one or more destinations.

The following sentences are Japanese.

このメールと共に返信されているメールは一つ以上の宛先に対
して配信できませんでした。

<*****@ocn.ne.jp>: host dream.ocn.ne.jp[xxx.xxx.xxx.xxx] said: 550
    <*****@ocn.ne.jp>: User unknown (in reply to RCPT TO command)
/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-

などです。ここでチェックポイントとなるのが「said: 550」「User unknown」「in reply to RCPT TO command」でしょうか。

まず、「said: 550」はSMTP応答コード「550」でエラーとなっていることが分かります。
次に「User unknown」で、「送信先サーバにユーザ(アカウント)が存在しなかった」となります。
最後に「in reply to RCPT TO command」では、SMTPコマンドでの通信の「RCPT TO」コマンドの応答時にエラーになったことが分かります。

この様にエラーメッセージ(SMTP応答コード)を読み取って、解決策を探します。
因みに「User unknown」の場合は、相手先サーバにユーザがいないので大抵の場合は「アカウントのタイプミスか確認ミス」などです。詳しくはこちらを参照してください。

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OutlookExpressでのメール運用・保守・管理 バックナンバー◆
 1)メールアドレスの登録基準(RFC準拠)
 2)OutlookExpressの電子メールデータをバックアップする。
 3)メールが送信できない。
  ・メール送信でエラーメッセージ「554 Error:no valid recipients」
  ・メールを送信したが相手に届かない
 4)OutlookExpressトラブル対応
  ・エラーメッセージ−「空きディスク領域を増やすために、Outlook Express はメッセージを最適化することができます。」
  ・OutlookExpressで受信トレイから電子メールメッセージが消えた(消失・削除)
  ・Folders.dbx ファイルがないか壊れていて "ページ違反" エラーが表示される場合
  ・dbxファイルが損傷(破壊・壊れた)してメールが見えなくなる
  ・送信していないアドレス宛のエラーメールがきた!「550 Invalid recipient」
  ・メールの文字化け対応方法-文字コード(Charset)
  ・メール送信(トラブル)できない時の一次切り分け



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