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プロジェクトとプログラムの違い

プロジェクトとプログラムの違いとは


IT関連のお仕事してるかたならよく知っている「プロジェクト」という用語。これと対比する用語として「プログラム」と言われるとイメージが湧かない。この業界の方であれば、プログラムとは単に言語のことであり、Javaとか、C言語等をイメージする。


ここで取り上げている「プログラム」は言語のプログラムではない!


プロジェクトとプログラムの違いについて理解し、キチンと使い分けできるようにしたい。


まず、一般的に使われるプロジェクトとは以下のように定義される。


■プロジェクト

プロジェクトとは、独自のプロダクト、サービス、所産を創造するために実施する「有期性」のある業務のこと。


また、対になる定常業務とは、開始と終了の期間が定義されていない業務のことで、継続的な運用管理、あるいは改善活動などを指す。


ここで、ポイントはプロジェクトの対極に定常業務があること。


次にプロジェクトマネジメントとは、有期性のある仕事を管理する。具体的には、以下となる。


■プロジェクトマネジメント

プロジェクトの要求事項を満足させるために、知識、スキル、ツールと技法をプロジェクト活動へ適用すること。


誤解を恐れず、超大雑把に言うと、PMBOKの10の知識エリアと5つのプロセスをツールとして活用し、プロジェクトの規模により必要となるプロセスを取捨選択(これをテーラーリングという。)することで、必要十分な監視・コントロールを実践し、スコープベースラインを必達(いわゆるQCDSを守る)すること。


これまではプロジェクトとはをおさらいして来ました。さて、ここからが本番です。


このプロジェクトに対して、プログラムとは。用語としては認識していなくても、プロジェクト経験者なら実はプログラムも経験済みかもしれません。


■プログラム


プログラムとは、複数のプロジェクトを戦略的ミッションの下に総合的に扱うための管理単位で、P2Mでは「プログラムとは、全体使命を実現する複数のプロジェクトが有機的に統合された事業である」と定義している。


また、P2Mの対象範囲は「プロジェクトの計画・遂行(システムの構築)」だけではく、その前工程である「プログラムの構想、プロジェクトの創造・評価・選択」、後工程である「システムの運用、価値の付加」などが含まれる。


と定義しています。


ここで、プロジェクトとプログラムの相違点を比較する。


・プロジェクトは業務を対象とし、プログラムは事業を対象とする。

・プロジェクトは有期性があるが、プログラムにはない。

・プログラムには定常業務が含まれる。

・複数のプロジェクトを束ねるとプログラムとなる。


プログラムマネジメントでは、プロジェクトの定義に当てはまらないような定常業務も含まれていることが注目点です。

なぜならば、プログラムマネジメントは、価値創造を使命とする活動であり、定常業務による回収を含めての価値と考えられるからです。となると、プログラムマネジメントは経営管理そのものですね。

例えば、ITシステム構築プログラムの場合、いくつかのプロジェクトにて、システムを構築していきますが、そのシステム構築プロジェクトでは、価値自体を創出できず、システム構築後のシステムを利用する定常業務にて、価値が創出されているからです。

そこで、P2Mでは、この定常業務をサービスプロジェクトと位置付け、そこで創出される価値をプログラムの中に含めて、投資・回収、技術、市場などの統合的に評価したプログラムの計画を立てていきます。


プログラムとプロジェクトの違いについて理解できれば良いです。





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